この学校に編入したのは17才の時でした。
中学校では不登校で高校へ進学したものの不登校のまま進級できず、このままでは将来が不安になり高校だけでも卒業したいという気持ちで、一からやり直すつもりで、一人田舎から大阪に出てきてからの再スタートでした。
知らない土地での生活、学校に馴染めるか、ちゃんと卒業出来るのか、不安だらけでした。
希望学園に編入してからは学校とアルバイトの生活で、不安なんか感じる間もなくあっという間に3年が過ぎ無事卒業し、医療関係の仕事につきたいという気持ちから、歯科衛生士の専門学校に進学しました。
今は専門学校も卒業し、歯科医院に就職しました。それは希望学園の先生方のサポートがあったからだと思います。
高校在学中もアルバイトの傍ら、学園へ登校すると常に暖かい環境で向かい入れてくれ、専門学校への進学を決めた時も熱心に話を聞いてくれたり、専門学校も探して頂いたりと最初から今まで支えられてきました。
学園を卒業しても先生方との付き合いは続き、たまに学園へ顔を出したりするとご飯を食べに行ったりと、今では長い付き合いの友達のようです。学園で出来た友達とも今でも連絡を取り合い遊んだりしています。
希望学園に入学するまでは自分の将来など見えていなかったけれど、希望学園へ入学してからは着々と将来への道が見えてきました。
今までたくさんの寄り道もしてきたけれど、今は自分の決めた道に真っ直ぐ進んで行く気持ちでいっぱいです。
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